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年上だから尊敬する、年下だから自分より劣っているというのは違うと思う話

どうも、ダメ人間街道まっしぐらのあかいです。

 

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先日、知り合いと話をしていて気になったことがあったのですが

彼いわく

「20代前半のオレが人生語っても深みがない、50、60のおっさんじゃないとかっこ悪い」

 

という風なことを言っていました。

 

その方を僕は尊敬しているので僕から見たら年をとっていなくてもとても深みを感じるんです。

多分その方は僕がそのように考えることもわかっていっていると思うのですが、本質的に尊敬をすることに年齢や性別を気にしないことって大切なんじゃないかとその時感じたんです。

 

そこで尊敬について考えてみました。

 

 

尊敬と嫉妬

最初に尊敬に近くて遠い概念である嫉妬について考えてみます。

『嫉妬』

嫉妬というのは自分が持ってない物や自分はしたことがない、できなかった出来事を他人が持っているときに湧き上がってくる負の感情です。自分でそれを見つめることは辛い場合が多いです。

 

しかしこの嫉妬は悪いだけのものではないのでそれを糧にして自分が前進する力にできればとてもいい推進剤になります。

今回はうまく嫉妬を糧に出来ず悪い方向に向かっている場合についての話しです。

 

『尊敬』と『嫉妬』は裏と表

僕なりにこの2つの概念を端的にまとめると

 

『尊敬』

相手を自分より高い者とを認め受け入れる

『嫉妬』

相手に劣っていることを受け入れられない

 

こう考えます。比較しやすく同じ言葉を使いました。

こう見ると尊敬は理性的な考え方から来ていて嫉妬は感情的な考えから来ているように思います。劣等感を受け入れ相手を認めるか、劣等感に飲まれ相手に負の感情を感じるかの違いです。これを見出しで裏と表と表現しました。

そしてこの嫉妬の感情は簡単には克服出来ませんが理性でゆっくりにでもそれを尊敬と認め、受け入れていくことが出来ます。

 

 

もともと自信家の人は自分を信じられているので嫉妬をすることもすくないかと思います。

 

 

年下への尊敬

やっと本題の1つに入るのですが、自分より年下の人が成功したり、自分にない経験をしていることを不快に感じるということがあると思います。プライドが傷つくのでとても厄介です。

 

しかしこれは違うと思います。その人と自分は別の人間であるのにそこに一喜一憂してもしょうがないです。

 

年下でもその人が成功したことには理由があるはずなのに生きた年数で気にしてイライラしても時間を消費するだけです。

その人がそれまでの人生でかけてきた時間は自分とは違うものであるのは絶対だと言い切れます。双子で一緒に生きてきてもまるっきし同じなんてことはありえません。

 

その人が生きてきた時間に尊敬できるとそれが自分に対しての尊敬にもつながると思います。

基本的に自信のない僕的にとても大事なことだと思っていることなのですが自信のない人は他人を尊敬できると自分に対しても尊敬をしてあげられるようになると思います。

 

年上だから尊敬するのは違う

本題2つ目です。

こちらは逆に年上を盲目的に尊敬するのは違うのではないか?という話です。

これは年上でも自分より劣っていそうな人を馬鹿にしろという意味ではありません。どんな人にも尊敬の念を持って話すのは大切なことです。

 

ここで言いたいのは年上だからといってその人の意見を鵜呑みにして何も考えずに動くのはやめましょう。

という意味です。

言ってることが違うと思ったら何も考えずに迎合して生きてももったいないと思います。

 

 

まとめ

ここまで話して言いたかったことは、相手の表面上の年齢や権威で判断するのではなく、その人の話をきいて相手の生き方を知ってやっと本質的な尊敬の念を持てるようになるのではないかということです。

要は考えるのが大事ってことなんですがそれが簡単ではないです。他人のことなら客観的にみられても自分のことはなかなか客観視して見つめ直すのは難しいです。

 

僕自身こんなこと偉そうに話しても出来ていないのが現状なので少しずつでも考え自分を見つめ直して他人を尊敬できるようにしていきます。

 

人を自分なりに受け入れ理解した上での尊敬は自分への尊敬の念を強くできるということなので

 

ありがとうございました。